英訳「教行信証」信巻・証巻(自筆原稿)
きょうぎょうしんしょうしんのまき・しょうのまき
紙本ペン書/一綴/縦21.8×横15.7/昭和36年(1961)
英訳「教行信証」の原稿。鈴木大拙の自筆原稿(信巻・証巻)。原稿用紙や大学ノートを切った用紙にペン書きされている。また用紙には「118」から通し番号が付された三綴が封筒に収められている。封筒のメモより昭和36年(1961)2月10日から3月11日に東京で記されたことがわかる。
英訳「教行信証」ラフドラフト(校正入り)
きょうぎょうしんしょう
紙本印刷/冊子/縦29.5×横20.5/昭和時代
英訳「教行信証」の自筆原稿をタイプ、印刷して仮製本したもの。表紙には大拙のサインが入っており、彼自身の校正もみられるが、他の複数の人の詳細な書き込みもみえる。
英訳「教行信証」序文(未完・自筆原稿)
きょうぎょうしんしょうじょぶん
紙本ペン書/原稿用紙/縦25.0×横17.6/昭和38年(1963)
英訳「教行信証」の未完序文。鈴木大拙は英訳「教行信証」に付すべき序文や語彙を考えていたが、そのうち序文については準備をすすめていた。
図は序文の自筆原稿で、「教行信証」成立の時代背景や概要、親鸞(1173〜1262)の略伝などに言及している。この自筆原稿は第一紙の書き込みより1963年2月22日にタイプされたらしい。
英訳「教行信証」序文(未完・タイプ原稿)
きょうぎょうしんしょうじょぶん
紙本タイプ/一綴/縦28.0×横21.7/昭和38年(1963)
図は自筆原稿をタイプ打ちしたもので、大きさの異なる四種類の用紙31枚が一綴りとなっている。また各紙にはペン書きの黒・朱の書き込みがみられる。また冒頭の赤鉛筆の書き込みにより修正版が1963年5月14日にタイプされたことがわかる。
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