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修身十二字歌

しゅうしんじゅうにじか

紙本墨書/袋綴/縦20.5×横14.2/明治7年(1874)以前

 鈴木大拙の父・良準(1822〜76)が子どもたちのために著した修身論。『衛生十二字歌』と同様、一区切りが12音となっている。「好ミ悪ムノ真心ハ 天ノ賜ハル所ニテ」と始まる。内容はアメリカの倫理学者フランシス・ウェーランドのElements of Moral Scienceを阿部泰蔵が訳した『修身論』をもとに書かれている。鈴木家では、毎朝子どもたちがこれを暗唱していたといわれている。大拙によって『衛生十二字歌』と一緒に綴られ、桐箱に収められている。

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